我が家でうさぎの介護がはじまったのが2009年から。
当時は今ほどうさぎの情報がなく、スマホもパソコンもなかったのでガラケーでいろんなサイトを見つくしました。
少ないながらもうさぎの介護体験談はとても参考になり、気持ちの面でも救われたんです。
私もうさぎの介護経験者として、奮闘したことをブログに残しておきます。
我が家の場合はこのように介護をしていました。
この記事が少しでもお役に立てることがあれば幸いです。
ぼくはがんばりました
うさぎが下半身不随になって介護のはじまり
この写真はまだ元気なときのぼくです
この子は両骨盤骨折で脊髄損傷してしまい、下半身不随になりました。
そのときの詳しい様子はこちらに書いています。
ここから介護がはじまりました。
最初は食欲もなくて一気に痩せてしまいました。
足の感覚がなくてかじってしまうので、包帯をぐるぐる巻きにしています。
もう歩くことができなくて、でも少しでも良くなってほしくて。
できる限りのことをしたと思っています。
下半身不随歴6年9ヶ月。そのうち最期の1年は完全に寝たきり。
11歳まで長生きしました。
私のうさぎ介護歴も6年9ヶ月ということですね。
いろんな思い出がいっぱいです^^
うさぎの介護 トイレ編
下半身不随になってからトイレを使うことができなくなりました。
おむつと格闘したり、圧迫排尿がうまくできなくて悩んだり・・・
うさぎに盲腸便は付き物だし、これどうしたらいいんだろう?となんとなく口元に運んだら食べたのです!
トイレ奮闘記はこちらに書いています。
うさぎの介護 お風呂編
本来うさぎはお風呂に入れる必要はありませんが、トイレを使えないためお尻まわりはどうしても汚れや臭いが酷いです。
そのままにしておくわけにはいかないので、どうやって洗ったらいいのかかなり悩みました。
そこで見つけたのが、100均に売っているドレッシングボトルでお湯をかける方法です。
お尻洗いは毎日のことなので、少しでもラクにできると助かりますよね。
この洗い方をするようになってから負担が減りました。
お風呂奮闘記はこちらに書いています。
うさぎの介護 飲食編
骨折した最初は食欲がありませんでしたが、少しずつ好きな野菜から食べられるようになり食欲が戻ってきました。
幸いペレットも牧草も食べられていたので介護食などを作る必要はなく、特別なことはしていません。
強制給餌の必要もなく、最期まで自力で食べてくれたのです。
ペレットが食べやすいように、お水が飲みやすいように、ということは常に考えていました。
うさぎの介護 マット編
身体に負担なく過ごせるように考えた結果、ケージは使わずプラスチック製の衣装ケースを使っていました。
マットはいろいろ試して、一番扱いやすかったバスタオルを畳んで敷く方法に落ち着いたのです。
今はうさぎの介護には「SUSUマット」(類似品でも可)がよくおすすめされていますね。
当時はなかったんですよ~。(あったのかな?)
仕事から帰って、お尻を洗って新しいタオルに替えるという毎日でした。
うさぎが寝たきりのときの床ずれ対策
寝たきりだとずっと同じ体勢で同じ方向なので床ずれしてしまいます。
数時間おきに反対側に向けてあげるのが理想なのですが・・・
どうしても嫌がるんです。
もう楽な姿勢になっていたのだと思います。
反対に向けようとするとピチピチ抵抗しました。
ずっと同じ方向で寝ていると一番当たっている部分がこすれて傷んできます。
この子の場合は左側を下にして寝ていたので、左側のおしり周辺の毛が抜けて皮膚が赤くなっていました。
(尿やけで毛が禿げていたのもあると思うのですが。)
動けないため筋肉は衰えて骨ばっていたので、どうしてもそこが一番当たるんですよね。
おしりを洗ったあと、皮膚が赤くなっている部分には動物病院で処方してもらった薬を塗っていました。
(成分は忘れてしまいましたが、炎症止めとかだと思います。)
毛が抜けてしまってもまたちゃんと生えてきます。
グレーのホワホワした毛が何度も生え変わりました。
少しでも負担を和らげてあげるために、床をフカフカにしておきます。
そしてたまに身体を起こして座る状態にして、しばらく私が手で支えたりしていました。
最近の情報では、巻いたタオルやU字クッションなどを置いて身体を固定するといいようですね。
そんな知恵なかったなぁ(^_^;)
おわりに
この数年ぐらいでうさぎの情報などもものすごく増えたような気がします。
それだけうさ飼いさんが増えたということですよね。
介護のやり方に正解はなくて、アレンジしながら合う方法をみつけることが大事だと思います。
最初はいろいろ悩んで手探りで大変でしたが、私の中での介護生活のやり方が決まるともうそんなに調べることもありませんでした。
11歳。人間年齢82歳ぐらい。
不自由な身体だったのに、頑張って長生きしてくれました。
濃い~生活だったからやっぱり思い入れは強いです。
後悔もたくさんあります。
介護せずに済むのが一番いいですが、いつどうなるかは誰にもわかりません。
たとえうさぎであっても介護は本当に大変で、精神的にも身体的にもかなりつらい日々。
でもつらいことばかりではなくて、たくさん喜びや幸せな気持ちをもらうこともありました。
とむちゃん、ありがとう。
お月さまでいっぱい走り回っていたらいいなと願います^^
ぼくの介護記録でした♪
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