うさぎの介護について。トイレ編です。
我が家のうさぎが下半身不随になったときに悩んだことの1つはトイレのことでした。
今でこそネットで調べたらうさぎの情報はたくさん出てきますし、うさぎの介護経験がある方もわりといらっしゃるようですね。
私がうさぎの介護をはじめた2009年頃、まだガラケーで情報は少なくて心細い日々・・・
おむつは付けたほうがいいのかな?盲腸便はどうしたらいいのかな?
手探りでいろんなことを試してみました。
あくまでも我が家の場合ですが、何か参考になれば幸いです^^
ぼくはトイレも大変でした
介護についてはこちらにまとめています。
CHECK >> うさぎの介護闘病記。下半身不随と寝たきりでも長生きしました
うさぎが寝たきりのときトイレはどうしたらいい?
我が家のうさぎは両骨盤骨折で脊髄損傷のため下半身不随になってしまいました。
そのことについてはこちらに書いています。
脊髄損傷していると排尿コントロールができないかもしれないと言われました。
(自分でうまくおしっこができないこと。)
なので飼い主がうさぎの下腹部を押してオシッコさせてあげる「圧迫排尿」をするといいと病院の先生に教えてもらいました。
押す位置の目安を教えてもらい、それでちゃんとできたときもありましたが、なかなか上手にできなくて自分の不甲斐なさに落ち込むことも・・・
(力加減がわからなくて恐る恐る押していたのです。)
でも自分でおしっこしたら、ぴょんっと少しだけ移動するから感覚はあったのだと思います。
なんてけなげ・・・(泣)
なので圧迫排尿をしたのも最初の数回だけ。
この子の場合は上半身の力は強かったので、手を使って移動していたのですがトイレに上がることはできません。
なのでトイレは使えず垂れ流しするしかありませんでした。
私は仕事で日中留守にしていたので、おしっこと盲腸便で汚れやニオイは酷かったです。
汚れた状態で長時間いるので、毛がズルズルになって禿げて皮膚は赤くなっていました。
いわゆる「尿やけ」の状態です。
うさぎが寝たきりならおむつは必要?
うさぎ用のおむつはないので我が家の場合は小型犬用の一番小さいおむつ(SSS)を使ってみました。
ですがそれでも大きすぎてすぐ脱げるんです。
多分、手の力で移動することでおむつも引きずることになるからだと思うのですが・・・
逆に邪魔になってしまったので(脱げたおむつが行く手を阻む)やめました。
もしかしたら切ったり工夫をしたら使えたのかもしれません。
でも当時は何の知恵もなく、はじめての介護に心身ともに疲労でいっぱいで考えることもできませんでした(*_*;
ペットシートを敷いてもすぐグシャグシャになるし、足の間にシートを挟んだりもしたけど最初だけだし・・・
結局、敷いているバスタオルが汚れてしまいます。
でもずっと見ていられるわけでもなかったので、帰宅後にお尻を洗ってタオルを交換するという生活になっていました。
この子の誕生日は不明なので正確な年齢はわかりませんが、4歳頃から6年9ヶ月もの間下半身不随で、最期の1年は完全に寝たきりでした。
寝たきりになってからもおむつは使っていません。
おしりの下にペットシートを敷いていました。
うさぎは毛に覆われているので肌質にもよると思いますが、おむつを長時間つけていると蒸れてかぶれてしまうかもしれないです。
開放感がある方がいいと思いません?(笑)
ですが、犬猫用や新生児用のおむつを使っている方もいらっしゃるようですし、飼い主さんの生活やうさぎさんの状態によっても変わると思うのです。
「おむつはいらない」「おむつしたほうがいい」と断言はできず、それぞれ合う方法を見つけるしかないのだと思います。
うさぎが寝たきりのとき盲腸便はどうしたらいい?
健康なうさぎの場合は盲腸便(盲腸糞)を見ることはほとんどありませんよね。
(盲腸便についての説明はここでは省きます。)
下半身不随や寝たきりの状態だとお尻に顔を近づけることができないので、盲腸便を食べることができません。
なので私は盲腸便を食べさせていました。
割り箸でつかんだり、チモシーの硬い部分に突き刺したり(笑)
口元に近づけるとフムフムとニオイを嗅いだあと食べていましたよ^^
いらないときは食べません。
ちゃんと意思表示があります。
ぶどうみたいに粒粒が房になっているものです。
出した直後のものしか食べないので、良く見ておきましょう。
ただ食べさせるのは家にいるときにしかできないので、毎回食べさせていたわけではありません。
留守中に盲腸便が出て踏みつけて汚れていることはしょっちゅうでした。
さいごに
トイレを使うことができないので、当然おしり周りは汚れ放題です。
毎日洗っていました。
洗い方についてはこちらに書いているのでチェックしてみてくださいね。
この子が下半身不随になってから6年9ヶ月、介護が続きました。
たとえ相手がうさぎでも介護は本当に心身ともにつらいですよね。
飼い主が元気じゃないとできません。
私も何度もくじけそうになりましたが、少しずつ慣れてくると適当というかちょっとぐらい手を抜いても大丈夫と思えるようになりました。
下半身不随も寝たきりも、この子の個性。
今でも鮮明に思い出します^^
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