本来うさぎはお風呂に入れる必要はないのですが、下半身不随でトイレを使うことができないのでどうしてもおしり周りが汚れてしまいます。
そのままにしておくわけにはいかないので、どうやって洗ったらいいのか試行錯誤していました。
当時はまだうさぎの情報も今ほどなく、介護についての情報はほとんどなくて・・・
ガラケーで調べまくって、とても参考になった方法があるんです。
どの方のブログだったか覚えていないのですが、私は助かりました。
(どなたかわかりませんが書いてくださってありがとうございました。)
その方法と、我が家のやり方をご紹介します。
少しでもどなたかの参考になれば幸いです^^
ジャブジャブ気持ちいいよ
介護についてはこちらにまとめています。
CHECK >> うさぎの介護闘病記。下半身不随と寝たきりでも長生きしました
うさぎの介護でお風呂や洗い方は?
我が家のうさぎは両骨盤骨折で脊髄損傷のため下半身不随になってしまいました。
そのことについてはこちらに書いています。
介護がはじまったとき、最初はお風呂場でシャワーを使って洗っていました。
でもお尻だけ洗っているつもりでも私もうさぎもビシャビシャになるし、水分が多くなる分ドライヤーも時間がかかってしまって。
まだ寒い季節だったので体調悪くする可能性もあります。
ただでさえいろんなストレスがあるのに、これは大変すぎてお互いがストレスになると思いました。
そして当時ガラケーで少ない情報の中から調べまくってみつけたのが、100均などでも売っているドレッシングボトルを使う方法です。
↑参考画像ですが、こういったものです。
容器が柔らかいので、お湯をピューッとかけることができます。
ぬるま湯をこの容器2本分ぐらい用意して、小さいバケツ(これも100均で購入)で受けて洗います。
私は一人で洗えなかったので母と二人がかりでした。(抱っこする係と洗う係)
洗っている写真がないのですが、こんな体勢です。
片手でうさぎのワキの下、反対側の手はお尻の下で支えています。
うさぎは軽いですがずっとこのまま抱えていると私は体勢が辛かったので、私の太ももの上にクッションを置いて手を支えていました。
洗うときは、うさぎのお尻の下にバケツを置きます。
うさぎの正面側から、容器に入れたお湯をおしり周りにピューッとかけながら、指で汚れを落としていきます。
(その様子を絵で描いてみたらおそろしく下手だったので載せるのは控えておきますね 笑)
ドライヤーは時間がかかって大変なので、タオルでしっかり水分を拭き取って。
本当はちゃんと乾かしたほうがいいのですが、毎日ともなると適当というと言い方が悪いですけど、どんどん簡略化していくんですよね。
洗うよりも乾かす方が時間がかかるんです。
ドライヤーの音も苦手なようだったので使いませんでした。
(でも本当は根気よくしっかり乾かしたほうがいいです。)
床ずれのようにお尻の皮膚が赤くなっていたので、動物病院で処方してもらった軟膏のお薬をうすく塗っていました。
(何の成分だったか忘れてしまいましたが・・・)
終わったら、掃除している間に新聞紙やタオルの上で自然乾燥しながらリラックスタイム。
手の力で、ずりばいのように移動ができます。
ぼく強いやろ
足は感覚がなくてかじってしまうので、洗い終わってから包帯を巻いていました。
軍手の指の部分を切って靴下みたいに履かせて、くっつく包帯で巻きます。
(軍手はホームセンターでまとめて購入。)
ひとつの軍手で5本分の靴下ができるのでたくさん作れます。
これ我ながらいいアイデアだと思いました( *´艸`)
完全に寝たきりになってからは私の手にもたれながらのリラックスタイム^^
足が届かなくなったので、包帯も軽くなりました。
洗っているときにおしっこしてしまったり、洗い終わったあと新聞紙の上で移動しながらおしっこしてしまったり、大惨事になったこともありましたが(ノ∀`)
元々抱っこが嫌いでしたが、下半身不随なので暴れられず抱っこし放題です。(良いのか悪いのか・・・)
慣れるまではお互いにぎこちなかったりもしましたけどね。
でもそのうち慣れてきて温かいのが気持ちよさそうでしたよ。
ドレッシングボトルを使うようになったおかげで、夏は涼しい部屋で冬は暖かい部屋でチャチャッと洗うことができました。
いつの頃からか、終わって顔を近づけたらペロペロしてくれるようになったんです。
嬉しかった~(*´ェ`*)
下半身不随になってから6年9ヶ月の間、ほぼ毎日こうして洗っていました。
うさぎの介護でシャンプーは使った方がいい?
おしっこや柔らかい糞でかなり汚れてしまうので、シャンプーを使うことで臭いを取り除くことができます。
我が家の場合はシャンプーは使わずにお湯だけで洗っていました。
シャンプーはすすぐ手間がかかりますし、いろんな成分が入っていますよね。
うさぎの皮膚はとてもデリケートと聞きます。
そしてうさぎは嗅覚がいいので、人間以上に香料は苦手なはず。
私がもともと香料が強いものを好まないのと肌が弱いこともあり、化学物質が入っていない無添加の石鹸を使っています。
なので、どうしても汚れが気になるときに無添加石鹸で洗うことはありました。
↑当時とちょっと変わりましたが、私自身もこのせっけんで身体を洗っています。
でも時間をかけて毎日洗っていたわけではないので、どうしても汚れは完全には取り切れず毛は変色していました。
この写真のお尻の毛は新しく生えてきた毛ですね^^
(茶色い毛が古い毛でフワフワなグレーの毛が新しい毛)
一度だけうさぎ専門店で徹底的に洗ってもらったことがあります。
おしりの周辺の汚れている毛をカットしてもらって。
プロだし設備も整っているのでキレイになりました^^
もっと連れて行ってあげればよかったのかもしれませんが、車で30分かかるので連れ出すのは控えていました。
今はまたそこにお世話になっています。
2ヶ月おきに爪切りとブラッシングしてもらっていますよ^^
ジャブジャブはしません
さいごに
介護は心身ともに疲弊します。
当時この子のお世話は主に私がして、お尻を洗うときだけ母に手伝ってもらっていました。
でも1人でするしかない方もいらっしゃいますよね。
なので私は恵まれた環境だったなと思います。
正直、いつどうなるかわからなかったので「おはよう」って朝また会えるのが嬉しかったです。
この子の生命力はとても強く、それに応えられるように精一杯お世話できたかな?
後悔はいろいろありますが・・・
濃い~日々を過ごした思い出です。
うさぎの介護についてはこちらに書いているので、よろしければご覧ください。
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